つくば9耐 100kmチャレンジ参戦
今更だが8月に参戦したつくば9耐100kmチャレンジのレースレポートを記載する。
・レース当日前
とくにエンデューロ向けのトレーニングをしたわけではないが、手っ取り早く調子を上げるため週3でインターバルを実施した。
かつて心酔していたタバタや人気の30-30は精神的にもキツイので15-15の20本を2セット実施。
エントリーしていたが自転車に対する情熱を失っていたので極力つらいことは避けて調整。15-15もつらいことにはかわらないが。
体重は58kgあたり。自分の場合、これくらいの数字が一番バランスがよい。その体重に意識することなく着地できた。
なお、かつての減量地獄の反省からレース前日くらいしか体重は計らないようにしている。
どうしても数字に左右されてしまうから。。
・レース前
スタートは午後からなので午前中は観戦。ショップのチームに同行させてもらったのだが、提供されたソーメンを3人前くらい食べてしまう。
アップは試走のみ。ローラーは一切使わず。
あんまりやる気モードではなく、練習がてら第2集団でゴール、10位以内に入れたら万歳だな、と。
・スタート、序盤
多少のインターバルはかかるが、これくらいならまぁなんとか先頭集団についていけるかな、と20番手あたりをうろうろ。
単発の逃げは発生していたが、単独なので大丈夫だろうとほったらかし。
・30km-50kmあたり
千切れて行く人が出てきたためか、自然と先頭付近を走る。
ローテーションも周り、定期的に先頭を引く。
招待選手のブリッツェンメンバーを俺が牽いている!こりゃあいい土産話だな、とか考えながら。
しかし1時間、40km走ったあたりで軽い吐き気を感じ始める。
レース前にソーメン食べ過ぎた。。
先頭牽いて頑張ってしまったこともあるだろう。
このままだと千切れるな、と思い素直に15-20番手くらいまで集団内での位置を下げる。
・中盤 50-80km
位置を下げたおかげでだいぶ回復することができた。
もしかしたらゴールまで先頭集団に残ることができるかもしれないと欲が出てくる。
暑さと疲れでときおり頭がぼーっとするのでたびたび水をかけると少しマシになる。
・終盤 80-98km
再び先頭付近でローテーションに加わる。
他のクラス(3時間クラス、5時間クラス)
も混じっているため、100kmチャレンジの何人が残っているのか全然わからない。
周りにはイナーメとか六本木のジャージの方が走っていて、自分が場違いに感じてしまう。
とにかく先頭集団でゴールできるといいな!という希望を糧に頑張る。
さすがに体力もなくなっているので誰かがアタックしたらチェックできそうにない。
誰もアタックしないでくれ、このまま平和にゴールまでいってくれ、とただただ願いながら走る。
・最終週
招待選手から、100km以外の参加者は下がるように指示がでる。
先頭付近にいるのは5.6人しかいない。
他の選手は?後ろで足を貯めている?
散発的なアタックが発生するが、ここは全てついていく。まだ1周くらいならイケるか。
しかしなぜか招待選手がアタック気味に先頭にでる。1人その後ろについて距離が空く。1人追走。拙者はタイミング悪く、ついていけない。。
後ろを振り返ると1人ついている。他にはいない。
申し訳ないが追走できないから前出てちょ、とハンドサインを出す。後ろに付いていた人(結果3位になられた方)の追走についていけず前とも後ろとも宙ぶらりんでラストの直線へ。
とりあえずのスプリントで抜かず抜かれずのままゴール。
最終局面でついていけなかった悔しさと、あれ?入賞しちゃった?という興奮が入り混じったまま1周流して終了。
・結果
びっくりの4位入賞。
なお、副賞は何もない模様。。
・機材
dogma65.1
zipp404 FC クリンチャー
コンチネンタル4000s 23c
ミシュランラテックスチューブ
実は前日にコンチネンタル4000sに換装。久々に履いてみたけど、試走の段階でゴロゴロと転がる感じに感動すらしてしまった。
シマノPRO ステルスサドル
昨年の発表から「どうもスペシャライズドパワーサドルに似たものをシマノが出してきたらしい」と聞いてから購入を決意していた。
もともとパワーサドルの購入を検討していたので、より安く、またスペシャライズド以外のメーカーでも合わせやすいであろう本製品は願ってもいなかった。
発注後なかなか届かなかったが、4月末に到着。1ヶ月1000km以上乗ったので感想を記したい。
・パワーサドルとは似て非なるもの
写真はプロロゴNAGOとの比較である。
見ての通り、実は長さは通常のサドルと変わらない。
パワーサドルは通常のサドルより3cmくらい後ろに後退したポジションを推進しているらしいが、ステルスの場合後退幅はそのままとなった。
・自然と前乗りに
さらに上から重ねた状態を見ると、サドルの幅が広がる位置が前方に来ているのがわかる。
つまり座る位置が前方に設計されているのだ。
結果、自然と前乗りになった。
また気持ち足が回しやすいような気がする。
・前下がりにしてみた
サドル角は水平にしてしばらく使ってみたが、どうにも尻にしっくりこなかった。
まずい。それなりにお金出したのに尻に合わなくて使えないなんて、悲しすぎる。
そこでパワーサドルのセッティングを参考に探して見ると、前下がりにしている人をいくつか発見。
救いを求めて模倣してみる。
これが良かった。ようやく尻に馴染むポジションが出た!
・最終的な感想
前乗りTTみたいな走り方はしやすくなった。
だからといって、平均パワーが上がったりするほどの効果はさすがにない。
あと、大きな穴のおかげで前傾姿勢の際の股間の痺れが軽減された。これはありがたい。
日本ではカーボンレールモデルは販売しないのだろうか。
さらばDOGMA F8 Limitedカラーを採点する
Pinarelloはモデルチェンジの早いメーカーではあるが、傑作と名高いF8もいよいよ後継機F10が発表された。
F8の発表は2014年(=2015年モデルから)。
2014、2015、2016年の3シーズンフラグシップとして君臨していたということだ。
(メーカーのカタログだと発表時期もあってフラグシップ扱いは2015,2016年だけなんだなぁ)
その間、ツールドフランス2連覇という実績もありいくつかの限定カラーも発表された。
今回あらためて限定カラーおよびレプリカモデルを振り返ってみたい。
①チームSKY
なにはともあれF8といえばチームSKYのイメージだろう。
・2015 チームSKY 評価不能
え?何が違うかって?
シートポストにSKYって書いてあるじゃあないですか!
・2016 チームSKY 60点
SKYモデルは65.1時代から比較的シンプルにSKYカラーをタッチするものが多い。
その中でも2016年モデルは鮮やかで結構好きなほうではある。
ただ通常モデルの色違いってのはどうなの・・。
・2015 チームSKY ツールドフランス(Rhino)80点
2015年ツールドフランス優勝記念としてRHINOシリーズを発売した。
フルームのイメージとしてサイが描かれている。
Pinarelloが動物をモチーフにしたペイントって珍しい気がする。
さすがに黄色は勇気がいるなー。イベントで数回見かけたけど、周りがざわついてた。
この赤Verはかっこいい。欲しかった。買えなかった。
F8の赤系だと一番好き。
・2016 チームSKY ツールドフランス(Rhino)50点
え?2015何が違うかって?
サイがかわいい感じになって、ペイントもシンプルになったよ。
2年連続同じようなデザインは減点です。
②Wiggins
実はチームSKY並に限定カラーがデザインされていたサーおよびチームWiggins。
F8発表後~2016シーズンまでにアワーレコード更新、リオ五輪、引退とイベント盛りだくさんであったことも影響しているのだろう。
・MYHOUR HR 80点
ウィギンスのアワーレコード樹立記念。
カンチェラーラが引退しマルティンがアワーレコードに興味を持っていない現状、ツールドフランス優勝モデル以上にプレミアムなモデルなのではないだろうか。
シートチューブには54.526という脅威の記録が誇らしげにデザインされている。
全体的にブラックカラー中心の2016年モデルのなかでもカラーリングは目立って鮮やか。欲しいなあ。
・Wiggo Tribute 90点
こちらはウィギンスさんの金メダルをイメージしたモデル。
白に金色の差色が大変美しい!
トップチューブにアルカンシェル・イギリス国旗と並んで本人の似顔絵を描いてしまうセンスにも脱帽です。まさにLimited!
なおブラックバージョンも存在する。2016年かな?
ZIPPもゴールドに合わせる成金っぷり。ステキ。。
本人が乗っている姿は格好良すぎでしょう。
・2016ツアー・オブ・ブリテン(ロード引退レース) 40点
イギリスの英雄*引退試合*ツアーオブブリテン、ということでフレーム全体でイギリス国旗をデザインしました。
デローザのクオーレみたい。
このセンスはさすがに。。
・チームウィギンス 80点
白・青・赤・金のウィギンスカラーを使ってシンプルにデザイン。
正直チームSKYよりよっぽどお洒落だよね。
以上ウィギンス関連。全体的にSKYよりスタイリッシュかつ限定感があって高評価。
③その他
・F8W 50点
E-TAPを搭載したモデル。
うーん。フツーだね。
完成車価格132800円ならもうちょっとプレミア感出して欲しいかなあ。。
・スプリングコレクション 20点
やっちまったな。
そもそもスプリングコレクションってなんやねん。
毎年シリーズで出しているわけでもないし、サマーコレクション等他の季節シリーズが出るわけでもないのに、何ゆえこのモデルは生まれたのだろうか??
カラーリングが奇抜すぎる。。
・ポールスミスエディション 評価不能
え?なにが違うかって?
なんと各所にストライプがデザインされています!!
拙者には理解できません。
なお本国にはブラック以外のカラーもラインナップされております。
・La pina 20th Anniversary 50点
ラ・ピナ サイクリングマラソン20周年記念モデル。
このモデルを買うならサイクリングマラソン出ておきたいよね。
そういう意味で日本人には敷居の高いモデル。
・アイルランドナショナルチャンピオン 90点
ニコラス・ロッシュモデル。
後述のブリティッシュモデルもそうだけど、ナショナルチャンピオンモデルで使われている色がキレイすぎる。
このモデルもグリーンとオレンジが鮮やかだなあ。
たぶん日本国内には展開されていないと思います。
・ブリティッシュナショナルチャンピオン 100点
ピーター・ケノーさんモデル。
これほんとにカッコイイ。
ピナレロ定番のアシンメトリックになっており写真と反対側には赤字でDOGMAと記載されている。
この赤と青の鮮やかな色味が本当にステキだ。。
というわけで今回のデザインでは個人的No1。
・ヴィヴィアーニ ゴールドモデル 20点
もういっそ全部金色に塗ってしまえ!
まとめ
うーん。この記事書いてて思ったけど、なんか配色変えただけのモデル多くねーか。
かつてのイタリアメーカーは大変凝ったデザインだったが近年はどこもシンプルになってしまった。
せめて限定モデルくらいはかつての派手派手イタリアンを復活してほしいものだ。
チームSKYの影響か、妙に落ち着いたというか、イタリアからイギリスっぽいデザインになったというか。。
果たしてF10はいくつ限定モデルが作られるのだろうか。
discブレーキにしたらどれくらい重量差があるかまとめ
discブレーキには賛否両論あるが、個人的には次の一台はdiscブレーキのロードバイクを買いたいと思っている。
disc化最大のデメリットは重量増だ。
では、実際にどれくらい重くなるのか?以前にも書いたけど、あらため調べてみた。
①フレームセット(フレーム+フォーク)
SUPER SIX EVO HIMOD
777+280→829+360 +132g
IZALCO MAX
750+295→790+325 +70g
スクルトゥーラTEAM
800+265→865+380 +180g
TCR ADVANCE SL
900+300→990+320 +110g
ULTIMATE CF SLX
780+295→820+325 +70g
GALLIUM PRO
790+350→880+430 +170g
CERVELO S3
フレーム重量1050から-40gらしいけど、多分フォークは重量増だと思う
どこもフォークのマシマシからは逃れられないようだ。
その中でCANYONとFOCUSのトータル+70gは立派。
S3のフォーク重量が気になる。
拙者はDOGMA65.1が愛車なので、discロードでも重量増はなさそう。むしろ軽くなるかも笑
②完成車
ADDICT 20 7.38kg→8.16kg
ADDICT 30 7.82kg→8.5kg
TCR ADVANCED PRO 6.8kg→7.5kg
CONTENDO SL1 8.7kg→9.4kg
SCULTURA TEAM 6.6kg→7.5kg
SCULTURA 4000 8.2kg→8.7kg
SCULTURA 700 8.5kg→9.2kg
完成車はフレーム以上にお値段UPしたうえでの重量増と悲しい結果に。
disc完成車で6kg台は見つからなかった。多分日本未入荷のモデルならあるんだろうけど。
S WORKS TARMAC disc 9070di2ペダルなしで7.02kgらしい。。
e-tap版で6kg台になるかな?
③ホイール
zipp
202FC 1450g→1530g
303FC 1625g→1645g
404FC 1690g→1715g
9100 C40 1485g→1532g
9100 C60 1769g→1616g!
後述のENVEを除いて唯一キャリパーより軽いパーツ。
元々キャリパー版がアホみたいに重かったせいもあるが、60mmハイトで1600gちょいならまずまずじゃあないかな?
MAVIC
アクシウム 1880g→2045g
KSYRIUM 1690g→1890g
KSYRIUM ELITE 1550g→1670g
KSYRIUM PRO 1475g→1595g
KSYRIUM PRO SL 1390g→1520g
COSMIC CARBON 1650g→1770g
COSMIC PRO CARBON SL 1450g→1570g
MAVICはほとんどのグレードでdisc版を併売。
キャリパー版と重量だけ比較すると、だいたい1.5ランクくらい下のグレードって感じか。
カンパ&フルクラム
ZONDA 1595g→1675g
RACING QUATTLO CARBON 1555g→1605g
RACING5 LG 1645g→1715g
カンパ&フルクラムはまだまだdisc製品が揃っていない。コンポもようやくdisc製品がリリースされてこれからといったところ。
ROVAL
CLX50 1375g→1417g
CLX32 1280g→1350g
軽すぎです。disc版でもまだまだ軽い。
ENVE
NEW SES3.4 1492g→1421g
ENVEもやべええ!!
リム重量400gを割ってるし軽すぎです。
以上、調査終了。
本当はコンポも比較すべきなんだけど、そもそも全てのグレードにディスク版がリリースされていない状態なので、今回はスルーしました。
ざっくり計算すると、ENVEのような飛び道具を使わない限りトータル0.5kg程度の増量は避けられないようだ。
あと調べていて、フレーム重量や完成車重量を明記してるメーカーは偉いなと。
おしまい
DOGMA F10のmywayで遊ぶ
いまいち自由度の低かったmywayがちょっと進化している…?
色数は少ないがロゴカラーが選択可能になった。
①ビビットカラー
素敵。
②グレーにタッチオレンジ
あーこれかっこいいわ。これ欲しい。
国内だとまだ受付してないのかな?
アップチャージがF8と同じなら税抜き69万円くらい。買えませんなー。
ロードバイクタイヤ 実際に使った感想まとめ(随時更新)
メーカー:ヴィットリア
モデル:ザフィーロプロ
サイズ:23C
ホイール:RS11
転がり:D
重さ:D
グリップ:D
耐久:A
好み:C
乗り心地:普通
寸評:
完成車初期装備タイヤ。
比較すると平坦・のぼりとも重く、コーナーでのグリップのなさを感じる。
耐久力はさすがのもので、実走・ローラー台含めて丸1年近く持った。
メーカー:コンチネンタル
モデル:GP4000S
サイズ:23C
ホイール:レーシングZERO
転がり:B
重さ:B
グリップ:B
耐久:B
好み:B
乗り心地:硬い
寸評:
とにかく乗っていて硬いという印象。
転がりの低さが話題となるが、他のフラグシップと比較して特別低いとは思わなかった。
硬さが気にならないならば弱点のないタイヤだと思う。
レーゼロとの組み合わせはちょっと硬すぎるかな。
5000kmほど走ってパンクなし。
なお23Cだが明らかに25Cくらい太い。
2017.09.10追記
zipp404/ミシュランラテックスの組み合わせで使ってみた。
硬さは変わらないが路面からの嫌な衝撃が消えた。はっきり言って速い。
日常運用できる組み合わせとしては最強か?
メーカー:パナレーサー
モデル:リブモPT
サイズ:25C
ホイール:RS11
転がり:D
重さ:E
グリップ:D
耐久:AA
好み:B
乗り心地:かなり硬い
寸評:
練習用として購入。
とにかく頑丈でパンクする気がしない。
1万kmほど走ったが、物理的にはまだまだ走れそう。さすがに乗り心地は重くなってしまったが。
GP4000S以上に乗り心地は硬く、25Cの幅も相まって独特な走行感を演出してくれた。
いうまでもなく重いが、トレーニング用として割り切っていたので問題なし。
なお、新品は超絶硬いため、嵌めるのに大変苦労した。
これにくらべればコンチネンタルも簡単に感じる。
メーカー:パナレーサー
モデル:クローザープラス
サイズ:23C
ホイール:RS11
転がり:C
重さ:C
グリップ:C
耐久:D
好み:D
乗り心地:普通
寸評:
重量が軽いだけ。
走りは軽くない。
急遽代理のタイヤが必要となったため購入した。
300kmほどでパンクした。
2017.3.11追記
以前はリアに使っていたがフロントで使ってみたところ、転がりの悪さが目立たず、登りやアタック時の軽さを感じた。
案外良いタイヤなのかも。
2017.5.2 追記
3500kmほど使用。初回以来パンクはなし。ひび割れが多くなり、走りに抵抗を感じる。限界が近いか。
メーカー:シュワルベ
モデル:ワン
サイズ:25C
ホイール:レーシングクアトロLG
転がり:A
重さ:C
グリップ:B
耐久:C
好み:A
乗り心地:やわらかい
寸評:
25Cだが、とにかくよく転がる印象。
乗り心地はやや柔らかく、走っていて気持ちがいい。
重量はそこそこで登りも問題なし。
5000kmほど走ってパンクなし。
転がり的においしいところは500kmくらいまでかな。
メーカー:ミシュラン
モデル:パワーコンペディション
サイズ:23C
ホイール:ZIPP404
転がり:B
重さ:B
グリップ:B
耐久:C
好み:C
乗り心地:普通
寸評:
特徴がなかった。
乗り心地、普通。転がり、普通。軽さ、普通。グリップ、普通。
他のフラグシップと比較してもとにかく特徴のないタイヤ。
ZIPP404に嵌めて実測25mm
メーカー:パナレーサー
モデル:RACE L EVO 3
サイズ:23C
ホイール:ZIPP404
転がり:B
重さ:B
グリップ:C
耐久:C
好み:C
乗り心地:普通
寸評:
ミシュランパワーコンペと比較すると、やや転がりが悪く登りが軽いという印象。
△型のタイヤ形状のせいか、コーナーで押し倒すとグリップが急激に変わるポイントがあってこれがすごい不安にさせる。パンクしたのかと思った。。
メーカー:コンチネンタル
モデル:ULTRA SPORTS
サイズ:23C
ホイール:RS11
転がり:C
重さ:C
グリップ:C
耐久:B
好み:C
乗り心地:普通
寸評:
練習用としたらすごくいいタイヤだと思う。
転がりも悪くないし、走りが重いとは感じない。耐久性もある。安い。
メーカー:コンチネンタル
モデル:SUPER SONIC
サイズ:23C
ホイール:レーシングゼロ
転がり:AA
重さ:A
グリップ:C
耐久:D
好み:A
乗り心地:普通
寸評:
最強のタイヤ。
他のフラグシップと比較して明らかに軽い。
登りも平坦もとにかく軽い。
ペラペラなので耐久性は見るからになさそう。
2017.09.10追記
メーカー:ヴェロフレックス
モデル:マスター
サイズ:23C
ホイール:レーゼロ
転がり:A
重さ:B
グリップ:A
耐久:B
好み:A
乗り心地:やわらかい
寸評:
ヴェロフレックスのタイヤはしなやかだとよく言われている。
実際その通りだった。
乗り心地は7bar入れても25cを履いているような感覚。
それでいて走りに重さを感じない。
転がりもなかなか優秀。
好きなタイヤだ。
2018/03/01追記
5000kmを過ぎたあたりからひび割れはないが、後輪が薄くなってきた。最終的に5500km走って交換。パンクなしだった。
フラグシップ限定だと転がりのよさは
Super SONIC>>ワン(25C)>GP4000S=パワーコンペディション>RACE L
という感じ。
カーボンクリンチャーはチューブラーと比較してもそんなに重くない説
今年の夏にZIPP404FCクリンチャーを購入した。
選定基準は①価格②リムハイト③重量④ブランド価値⑤規格(クリンチャーorチューブラー)
①~④に関しては割愛するが、ZIPP404FCは条件を満たしていた。
最後まで悩んだのがクリンチャーにするかチューブラーにするか、という点だった。
(以下CL、TUと記載)
・ZIPP404FCとTUの比較
ハブ・スポークの設計に差異はなくリムのみが異なる。
CLリム
リムハイト:58mm
リム幅:26.53mm
リム重量:534g
(ホイール重量:1690g)
TUリム
リムハイト:58mm
リム幅:26.53mm
リム重量:453g
(ホイール重量:1505g)
CLとTUのリム重量の差は534-453=81gにもなる。
(微妙にホイールのトータル重量と差がある理由は不明)
ホイール外周部の重量は10倍効くという風説を信じるなら、少なくとも性能面ではCLを選ぶ理由はない。
・CLとTUのリム外周部の重量比較
確かにリム単体で見るとTUは圧倒的に軽い。
だが、外周部にはリム以外にもタイヤ(とCLの場合はチューブ)が必要となる。
それらを運用パターン、レース用パターンに分けた上で計算した。
①CL運用パターン
リムテープ:代わりにベロプラグ5g
タイヤ:200g程度のもの(コンチネンタルGP4000S等)
チューブ:80g程度のもの
計534+285=819g
②TU運用パターン
リムテープ:15g
タイヤ:280g程度のもの(コンチネンタルスプリンター等)
シーラント:30g
計453+325=778g
運用パターンの外周部重量差
819-778=41g
③CLレース用パターン
リムテープ:代わりにベロプラグ5g
タイヤ:150g程度のもの(コンチネンタルSuperSonic等)
チューブ:50g程度のもの
計534+205=739g
④TUレース用パターン
リムテープ:15g ←セメントの重量がよくわからんので
タイヤ:260g程度のもの(コンチネンタルCOMPETITION等)
シーラント:なし
計453+275=728g
レースパターンの外周部重量差
739-728=11g
上記のようにチューブ・タイヤを考慮するとCLもTUの外周部重量に肉薄することは可能ではないだろうか?
(正直CL贔屓の計算ではある。たとえばセメントは通常運用可能だし、TUにも150g程度の軽量タイヤは存在する)
・決断
上記計算結果を考慮し、CLを選ぶことにした。
思ったより重量的にCLも悪くないじゃん、と。
実際のところ、外周部の計算は自分を納得させるための理屈であった。
計算の条件からもわかるとおり、CLありきで考えていたのだ。
本音は以下の通りである。
・TUのランニングコスト高すぎ。パンク1回1万円とか無理~。
・CLならいろんなタイヤを試して遊べる。
・ちまたで噂されているCLタイヤの転がり抵抗
・セメントめんどくさそう