ロードバイク業界を5年前と比較してみる
拙者がロードバイクを購入したのは2014年。
5年ほどで業界がいろいろ変わった。
2014年当時を振り返ると見かけなくなったものがいろいろあることに気づいた。
2019年と比較して振り返ってみると面白そうなのでまとめてみた。
なお、完全に印象、イメージなので悪しからず。
文中には印象、とか気がする、とか曖昧な表現が散見しますのでご了承を。
キャノンデール supersix evo
2014年ごろ、ヒルクライムレースの定番は間違いなくsupersix evoだった。
(印象だけだけど、続くのがaddictのイメージ)
いまでも見かけるが、レース会場、サイクリングロード、街中いずれもに数を減らしている気がしてならない。
2016年にモデルチェンジするもエアロ化なし、外出しシフトワイヤーとか相変わらずの独自路線の割にフレーム重量は微増で軽量厨の買い替えを誘わなかったのか。
(乗り味の評価は高く、個人的には外出しワイヤー賛成なのでノーマルmodverは欲しい。)
後発のemondaやyonexあたりに軽量フレームのシェアを食われている気がする。
とは言っても一番の理由はサガンというスターを失ったことだと思う。
サガンが移籍してからプロチームはグランツールで完全な背景になり迷走、解散危機などレース外で話題になってしまった。
緑のイメージカラーを刷新しラファに染まった?現行デザインはアメリカメーカーっぽさとはかけ離れてしまったが個人的にはアリ。
新型の画像がちらほら出てきたけど、いわゆるBMC型の見た目には特徴のないものだった。。
Dura aceのホイール
現行の9100系ホイールだが、マジに使用している人を見ない。
9000系のc50,c35,c24はいずれも人気で未だに見かけるレベルなのに。。
とは言ってもワイドリムやフルカーボンクリンチャー、チューブレスといった流行ガン無視で発表された9100系は当初から売れないだろうなーとは思っていた。
C24→ワイドリム化してないのに9000系より若干重量増
C40→実はリムハイト35mmでした。C35と違いあるの?
C60→重すぎ。このリムハイトでカーボンラミネートはあんまり需要ない気が。ヒルクライムしないし。
同様にコスパが良いとされたrs81や6800系の後継機も立て続くシマノの値上げで魅力減。
こっちも使っている人をほぼ見かけない惨状。
数年でシマノのホイールは一気にシェアを落としているような気がする。
楕円チェーンリング
以前は定番?の邪道カスタマイズだったがかなり数を減らしたように思う。
これもやっぱりプロで使用している選手がフルームくらいしかいないこと、メーカーがうたうような効果がないんじゃないかということ、変速へのデメリットが大きいことが原因なのかな。
ヴィジュアルに映えるabsoluteBLACKと継続的に新商品をだしているRotorはいまでもそれなりに見かけるが、RIDEAなんかは見かけなくなった。
インナーのみ使用する方式はありなのかな?
逆に邪道カスタマイズの中ではビックプーリーが効果もあって使用者が増えている気がする。
カンパニョーロのコンポ
拙者もコーラスのエルゴパワーを使用して、その握り心地や変速の官能性は大変気に入っていたのだが、やっぱりシェアを落としている気がする。
相変わらず非現実的なepsの価格とか、4アームクランクのデザインとかもあるけど、元々少なかった完成車への採用率が壊滅的なことも気になる。
あのデローザすらシマノコンポの完成車を販売するようになったし、アルテグラ対抗モデルのポテンツァもあんまり採用されず、されてもやたら高価だったりで普及には貢献できていない。
12速化で遅れを取っているシマノからシェアを取り返せるか。。と思っていたらsramも無線12速発表でなんだかなー。
以前は第2のコンポメーカーだった気がするが、完全にsramに後塵を拝するようになってしまった。
チューブラータイヤ
サドルの下にチューブラータイヤを括り付けてるだけで、速そうに思えたものだ。
最近はめっきり見なくなってしまったな。
レースでの使用率はわからないけど、高価格帯のホイールはカーボンクリンチャーが主流になった影響で日常使いしている人は減ってるんだろうな。
クリンチャータイヤの転がり抵抗の低さが脚光をあびてから各社チューブラータイヤの開発はあんまり力を入れていないのか新製品もそんなにでてこない印象。
あと、やっぱり高いし。
個人的にはサドル下にタイヤを括るスタイルはレーサー感が溢れていてカッコいいと思っている。やらないけど。
他にも色々出てきそうだけどとりあえずここまで。