ロードハッカーズブログ

自転車チーム『ロードハッカーズ』のブログ

近況報告

1年近く更新が滞っていた。

コロナによるイベントの自粛、転職、いつまでも発表されないDuraAce。。理由は色々ありました。

新車を買いたいのですが、去年から欲しいと思えるバイクに出会えておりませぬ。

何よりヅラがどうなるのか?が発表されないとなんとなくね。

相変わらずdogma65.1think2 に乗っております。

いっそリムでのフレーム載せ替えとか妄想するけど好きなカラーでサイズ合う在庫がそうそうないよね。

F10とかあればなー。

 

以下昨年の購入物を簡単に。

 

Lifeline prime race 23C

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Wiggle系列のオリジナルブランドタイヤ。

各社ハイエンドタイヤと比較すると、特筆することのない性能だが2000円程度の価格を考えると優秀。

同じ価格帯のcloser plusよりは転がるしグリップもよい。

後述するコンチネンタルウルトラスポーツ2と似ているが、ハメやすさという観点からこっちのが好き。

5000kmほど走ったのち、針金踏んでパンクし退役。

トラブルなければ耐久性も問題なかった。

 

コンチネンタルウルトラスポーツスポーツ2

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クソ硬い。こんなに硬かったっけ?

2wayfitに装着するのがキツすぎて指の皮捲れてしまった。。

性能は普通。値段考えると全然いいと思う。けど硬すぎたのでこれならprime買うかなあ。

初のカラータイヤだがやっぱりやりすぎ感あるんだぜ。

 

シマノ サーマルジャージ

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在庫処分品で格安で購入。

サイズ感、保温性能とも非常によかったのだが、バックポケットの入り口が小さいという致命的な欠点のためあんまり着ていない。

どれくらい小さいかというと、比較的手の小さい筆者でも指4本入らないくらい。

狭い割にポケット自体は深くて、家の鍵なんて入れてしまうとマジで取れない。スマホレベルでも難儀する。

あんまり取れないので脱いだほうが早い。脱ぐと寒い。着なくなった。

海外のレビューで欠点にポケットが小さいとあったが、日本人より手が大きそうな西洋人が着てポケットの狭さにブチ切れないか疑問だ。

Discブレーキ新車購入の構想

拙者の機材は2015年に乗り換えたDogma65.1 think2である。

現状に不満があるわけではないが、そろそろ新車の導入をしたい。

Dogmaでハイエンドを満喫した、というかハイエンドは正直硬すぎるしお財布に優しくないので次はセカンドグレードを考えている。

 

・オールラウンダーセカンドグレードは7kgの壁を越えられない?

トレックのEmonda、スコットのAddict、キャノンデールのsuper6と各社のオールラウンド軽量モデルのニューモデルが発表されているが気になる点がある。

ディスクブレーキへの最適化、エアロを考慮したフレーム設計、そしてケーブルの内装化。

これらの影響ではっきりと重量は増加している。

かつて軽量と呼ばれていたモデルがアルテグラ完成車で8kgをゆうに超えているのだ。

(完成車重量はペダルを含まないので実態は250gくらいは増えるだろう)

そして各社の方針は概ね以下となっている。

「ハイエンドモデルで6.8kgをマークすることを目標とした」

そうなのだ。ハイエンドのフレーム、電動デュラまたはred/e-tap、高級カーボンホイールを実装した100万クラスの完成車のみが6.8kg付近となるのである。

リムブレーキ時代の軽量モデルセカンドグレードから上位コンポに換装、軽量カーボンホイールで7kg切り、なんていうのは難しいのである。

セカンドグレードを買う時点で6.8kgを目指すのは相当に投資が必要と思われる。

しかし実態としてセカンドグレード完成車の重量はよくて8kg弱といったところ。

それならいっそエアロに全振りした方がいい、という考え方もあるだろう。

もちろん各社、持って重い、走って軽い、と主張している。

実際ヒルクライムにおいても重量よりエアロの方が効くというデータも出してきている。

ただ消費者としては、7kg台のリムブレーキから8kg越えのマシーンへの買い替えは、心理的には抵抗があるのも正直なところだ。

拙者はdogmaの軽量化にはさほど熱心ではなかったが、「本気出せば6.8kg余裕」と思えるか思えないかは大きい。

 

以下リム車とディスク車の重量価格比較メモ

Emonda sl6 アルテグラ完成車

2020モデルリム 7.53kg 330,000

2021モデルディスク 8.53kg 360,000

 

supersixevo アルテグラ完成車

リム 7.8kg 280,000

ディスク 8.2kg 390,000

 

アディクト 10 (リム アルテグラ)

7.74kg 309,000

アディクト RC30 (ディスク アルテグラ)

7.95kg 468,000

 

・内装化がネックか

上記のモデルが軒並み重くなっている一方、フル内装化を見送ったジャイアントは比較的軽量だ。

セカンドグレードのTCR アドバンスプロ アルテグラ完成車で7.4kg。

ここからならコンポ換装と細かい積み上げで7kg切りが見えてきそうだ。

まあコストパフォーマンスが異常なので他のメーカーと比較するのも酷ではあるが。。

新型の発表前ではあるが、現行のスペシャライズドターマックも内装なしで7.5kgほどらしい。

実測重量を調べてはいないが、上記モデルは内装用のハンドル周り専用パーツが重量とコストに響いている?気もする。

ただ、以前etapを使用していたときにケーブルが2本減っただけでも空気抵抗が少なくなったのは体感できた。

これが完全になくなったら、と思うとフル内装化も捨てがたい。

 

・結局はデザイン

まあそういうことである。

以下、心惹かれるモデルを列挙。

 

BMC 2020 Teammachine SLR02 Disc One

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セカンドグレードのフレームにスラム無線のForceで7.85kg。

ホイール、タイヤと小物の交換で7kgフラットいけるかな?厳しいか?

トレンドロードバイクフレームのデザインの始祖とも思える。

何よりカラーセンスがよい。

気になるのはエアロ化されていないことと、モデルチェンジが近いということ。

なお新型タイムマシンロードは試乗してとても好印象だったが、トップグレードしかラインナップされていないため除外。

 

Émonda SL 7 Disc

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アルテグラdi2で7.74kg。

カラーリングが素晴らしい。トレックは塗装が綺麗なので実物を見てみたい。

Bontrager Aeolus Pro 37(1505g)というなかなかいいホイール履いているので、カスタマイズに悩む。

Dura組SLR完成車で6.8kgなので7kgに近づけるのは苦労しそうだ。

 

チネリ VELTRIX Disc

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チネリの遊び心は大好きです。

もう重量とかエアロとかどうでもいい。デザインが全てだ。

素敵なデザインのバイクに乗ることが一番じゃあないですか?

しかしカーボンなのにフォーク重量500gって重すぎません?

 

ピナレロ プリンスdisk

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日本には入ってこないんだけど、本国2020各モデルにはオレンジカラーがラインナップされている。

アルテグラ完成車で8.0kg

 

 

花粉症対策 カブトVITT導入

拙者重度の花粉症である。

2020年は暖冬で氷点下を下回ることもなく非常に走りやすい環境である。

しかし一方で例年より花粉の飛散が早く2月上旬から体調に影響が出てきてしまった。

 

去年は鼻にワセリンを塗る方法である程度症状は抑えられていたが、目はどうしようもなかった。

そこで今年は目も対策を講じることにした。

 

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目をつけたのはシールド付きヘルメット、VITTである。

新色が発表されてからオレンジ好きの拙者は次期ヘルメット候補として考えていた。

店舗に入荷したという情報が出たので早速試着し、サイズ感、眼鏡とシールドの併用に問題がないことを確認。

 

デザイン

最近のハイエンドモデルはマット仕様が多いが、VITTはテカテカ。

ちょっとダサいかな、と思ったけど、見慣れれば悪くない。

元々使っていたKASKもグロス仕様だしなー。

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MojitoはMサイズ、VITTはs/mサイズ。

並べてみるとサイズ感は近いようだ。

 

被り心地

Mojitoと比べると被りが深い。

Kaskのバックルはサポート部分を自由に動かせるので被り心地が良かった。

一方のVITTは、アジャスターが4段回に調整可能とのこと。

↓これか。

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被りながらの調整はできないが、そこは仕方がない。kaskの機構が秀逸だと再認識。

ところでこの調整、外すのがめちゃくちゃ固い。壊れるかと思った。

調整後の被り心地はあんまり変わらないかな。

つまり、いいね👍

 

実走

思ってたよりシールドは快適。

目元に風がこないっていいわー。

肝心の花粉対策だが、以前は走り終えたころには目が赤くなることもあったが、大分楽になった。

着脱もマグネットがしっかりしているので楽ちん。

風がこないことで防寒効果もある。

 

シールド付きということもあり、mojitoに比べると重量は感じる。が、不快なほどではない。

(220g→245g+シールド)

デメリットよりシールドのメリットのほうが遥かに上回る。

クーリングはあんまり良くない。冬でも汗ばむくらい。

穴は空いてるのにエアロヘルメットのMANTAとそこまで変わらない?くらい。不思議だ。。

 

今のところ好評である。

被った状態もキノコにならず、デザインも気に入った。

花粉が治るシーズンまではメインのヘルメットとして使おうと思う。

 

 

 

 

自由になりたくて。Dahon k3購入

突然ですが、Dahon K3を購入しました。

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目的は快適な輪行

旅先や実家に帰る際の駅から10km以内の足としての利用を目的としています。

ロードバイクでの輪行も一時期は毎週のようにやっていましたが、やはり気を使うし面倒。

お買い物など日常の足としても利用したいので思い切って買ってみました。

 

これで拙者の経歴は クロス→ロードバイク(エントリー)→ロードバイク(ハイエンド)→ピスト→ミニベロ と絵に描いたような沼である。MTB欲しい。。

 

・選定

とにかく輪行をしやすいことを前提にすると、プロンプトンか14インチが条件となった。

プロンプトン。。数年前に異常に欲しくなって色々調べて所持してないのにやたら詳しくなっていたが(自転車乗りあるあるだと思う)、やはり値段がネックとなった。

いや、欲しいんだけど!

 

で、候補に残ったのは表題のDahonK3とルノーウルトラライト。

値段ではルノーが実売5万弱と圧倒していたが、結果的にはDahonを選択しました。

理由は下記の通り。

・ギア比的に重いギア⚙を装備しているから

・デザイン、ブランド

・近所の店でたまたま入荷してたから

実質的には3つ目が選定理由でした。

もともと必要に迫られていたわけではないので、調べはするけど購入に踏ん切る機会を探していた。

そんな時にお世話になっている店に入荷したら見に行かないわけいはいかないでしょう!

んで、見に行って一晩考えて購入。試走もせずに決断。

自転車は一期一会。

 

・実走&輪行

早速実家への帰省がてら使ってみた。

輪行バックはグランジのキャリーキャリー。

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 やはり小さい。

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グリーン車の最後尾席後ろのスペースにおいた状態でリクライニングシートを倒してもぶつからない。

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試しに座席膝前に置いてみたけど、まあ大丈夫そうだ。

素晴らしい。

持ち運びはバックの肩掛けだと袋のサイズがあっていないため内部で安定しなくて使いにくかった。

結局サドル下を掴むスタイルが楽そうだ。

 

せっかくなので一駅前で降りて10kmほどサイクリング。

思っていたより普通に走る。

1速で15km/h以下,2速で28km/h以下、3速で32km/以下くらいの感じ。

乗り心地はさすがに良くない。

サドルは深く沈むけど、幅が狭いこともあり深さの奥で硬さを感じる。

あとペダル。自転車乗ってて初めての感覚なんだけど、細かい振動がビリビリくる。

 

登りはきつい。

小径車だから楽かと思ってたけど、そんなことなかった。

斜度5%を超えるとなかなかパワーが必要。のんびり走るならもう一段軽いギア欲しいなあ。

 

段差には極端に弱い。

歩道へ乗り上げるときはほとんど停止するくらいまで減速したほうがいいだろう。

あんまりないけど、右折しながら乗り上げる時はリアディレイラーが地面ギリギリなのでとくに注意が必要だ。

 

今のところは買って満足。

しばらくカスタマイズせずデフォルト仕様で走ってみたい。

そのうち旅行に使ってみようと思う。

 

 

 

Vibe Aero SLを半年使った感想とシマノプロ製品について

年明けからインストールしたvibe aero slハンドル。

半年ほど使用したので感想を書きたい。

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・重量

計測したわけではないが、軽いと思う。

3T ergonova pro +sram etap(260+260)からvibe+電動アルテ(215+295)に変更したが、重さは感じない。

流石に振りの軽さはコードの無いetapのほうが上だが、不満はない。

 

・剛性

エアロ形状、軽量のSLグレードなので不安はあったのだが、硬い。

アルミのergonovaより多分硬い。

もがいても全く不安なし。

 

・形状

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上ハンドルのエアロ部分は握りやすい。

ブラケットも問題なし。STIとの相性も良いのかな?

問題は、下ハンである。

ハンドル形状はいわゆるショートリーチ。

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バーテープを巻いた写真ではわかりにくいが最大の特徴は楕円形にすることによりエアロ効果を狙っていることである。

この形状、巡航時は悪くない。通常の丸型よりも手を添える形で握ることができる。

しかしスプリントする場合、ガッチリ握りづらい。

力加減によっては手の中でスルリとぶれる。

これでは、、もがき難い。

また慣れてきても普段ものを握るのとは違う力を使うせいか、筋に疲労感がでてくる。

(握力鍛えるトレーニングをしたあとの感じです)

 

幅はブラケット、下ハンともカタログ通りにCC380mm。

3Tはハの字末広がりだったので気にならなかったが、上と下が同じ幅だとフォームによっては手首に上ハンドルがガシガシぶつかるのね。

スプリントのフォームを変えざるを得ず、やはり個人的にはもがきにくい要因となってしまった。

 

・その他

カーボンという素材による振動吸収性は、なんとなくそんな気がするかな、というレベル。

合わせてvibeステムに替えたけど、これは後ろからボルト締めする方式でメンテしづらくよろしくない。

剛性は3Tのプログレードと違いなし(先行してステムだけ交換したのでハンドル関係なく比較してます)

 

 

・総評

拙者、シマノ教に鞍替えを決心し、アルテdi2、vibeハンドル、vibeステムに刷新。

シューズはrc7を購入。

元々使用していたステルスサドルやペダルとあわせて身体に触れる部分は殆どがシマノ製品となっている。

、、、だがなあ、どうもしっくりこないと感じる部分があるのだよ。

ハンドルは下ハンエアロ形状!でももがきにくい。

ステムはボルトを後ろに配置しエアロ!でもメンテしづらい。

ステルスサドルは流行りのショート形状、エアロ、そこそこ軽量!でも、正直以前使っていたプロロゴ製品のが相性良かったかも?と思うこともある。

なんとなく、シマノ製品はスペックは良いのだけれどあんまりエルゴノミクスに優れてない?のかもしれない。

思えばシマノのコンポは変速性能は抜群だけど、握りごごちやブレーキフィーリングはカンパやスラムに劣るという意見もよく聞く話である。

 

やはり身体に触れる部分はイタリア製🇮🇹なのか?!

そんな疑問に答えを出すべく、また新たな機材沼へと足を踏み出した。。

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ロードバイク業界を5年前と比較してみる

拙者がロードバイクを購入したのは2014年。

5年ほどで業界がいろいろ変わった。

2014年当時を振り返ると見かけなくなったものがいろいろあることに気づいた。

2019年と比較して振り返ってみると面白そうなのでまとめてみた。

なお、完全に印象、イメージなので悪しからず。

文中には印象、とか気がする、とか曖昧な表現が散見しますのでご了承を。

 

キャノンデール supersix evo

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2014年ごろ、ヒルクライムレースの定番は間違いなくsupersix evoだった。

(印象だけだけど、続くのがaddictのイメージ)

いまでも見かけるが、レース会場、サイクリングロード、街中いずれもに数を減らしている気がしてならない。

2016年にモデルチェンジするもエアロ化なし、外出しシフトワイヤーとか相変わらずの独自路線の割にフレーム重量は微増で軽量厨の買い替えを誘わなかったのか。

(乗り味の評価は高く、個人的には外出しワイヤー賛成なのでノーマルmodverは欲しい。)

後発のemondaやyonexあたりに軽量フレームのシェアを食われている気がする。

とは言っても一番の理由はサガンというスターを失ったことだと思う。

サガンが移籍してからプロチームはグランツールで完全な背景になり迷走、解散危機などレース外で話題になってしまった。

緑のイメージカラーを刷新しラファに染まった?現行デザインはアメリカメーカーっぽさとはかけ離れてしまったが個人的にはアリ。

新型の画像がちらほら出てきたけど、いわゆるBMC型の見た目には特徴のないものだった。。

 

Dura aceのホイール

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現行の9100系ホイールだが、マジに使用している人を見ない。

9000系のc50,c35,c24はいずれも人気で未だに見かけるレベルなのに。。

 

とは言ってもワイドリムやフルカーボンクリンチャー、チューブレスといった流行ガン無視で発表された9100系は当初から売れないだろうなーとは思っていた。

C24→ワイドリム化してないのに9000系より若干重量増

C40→実はリムハイト35mmでした。C35と違いあるの?

C60→重すぎ。このリムハイトでカーボンラミネートはあんまり需要ない気が。ヒルクライムしないし。

 

同様にコスパが良いとされたrs81や6800系の後継機も立て続くシマノの値上げで魅力減。

こっちも使っている人をほぼ見かけない惨状。

数年でシマノのホイールは一気にシェアを落としているような気がする。

 

楕円チェーンリング

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以前は定番?の邪道カスタマイズだったがかなり数を減らしたように思う。

これもやっぱりプロで使用している選手がフルームくらいしかいないこと、メーカーがうたうような効果がないんじゃないかということ、変速へのデメリットが大きいことが原因なのかな。

ヴィジュアルに映えるabsoluteBLACKと継続的に新商品をだしているRotorはいまでもそれなりに見かけるが、RIDEAなんかは見かけなくなった。

インナーのみ使用する方式はありなのかな?

逆に邪道カスタマイズの中ではビックプーリーが効果もあって使用者が増えている気がする。

 

カンパニョーロのコンポ

拙者もコーラスのエルゴパワーを使用して、その握り心地や変速の官能性は大変気に入っていたのだが、やっぱりシェアを落としている気がする。

相変わらず非現実的なepsの価格とか、4アームクランクのデザインとかもあるけど、元々少なかった完成車への採用率が壊滅的なことも気になる。

あのデローザすらシマノコンポの完成車を販売するようになったし、アルテグラ対抗モデルのポテンツァもあんまり採用されず、されてもやたら高価だったりで普及には貢献できていない。

12速化で遅れを取っているシマノからシェアを取り返せるか。。と思っていたらsramも無線12速発表でなんだかなー。

以前は第2のコンポメーカーだった気がするが、完全にsramに後塵を拝するようになってしまった。

 

チューブラータイヤ

サドルの下にチューブラータイヤを括り付けてるだけで、速そうに思えたものだ。

最近はめっきり見なくなってしまったな。

レースでの使用率はわからないけど、高価格帯のホイールはカーボンクリンチャーが主流になった影響で日常使いしている人は減ってるんだろうな。

クリンチャータイヤの転がり抵抗の低さが脚光をあびてから各社チューブラータイヤの開発はあんまり力を入れていないのか新製品もそんなにでてこない印象。

あと、やっぱり高いし。

個人的にはサドル下にタイヤを括るスタイルはレーサー感が溢れていてカッコいいと思っている。やらないけど。

 

他にも色々出てきそうだけどとりあえずここまで。

シマノプロのエアロハンドル VIBE AERO SL

Di2への組み換えに合わせてとうとうエアロハンドルに変更した。

せっかくなのでステムもPROに変更。

インプレ記事を見かけないので、記事にしてみようと思う。

 

・アタッチメントについて

拙者が普段ハンドルに装着しているのはフロントライト及びサイコン(ガーミン)。

サイコンについては専用マウントが発売されているので、多分付かないんだろうとは思っていたが、とりあえず現物が届いてから考えようと思っていた。

 

そして初期の構成が↓

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やっぱりガーミン標準のマウントはつきませんでした。

ライトはBB-BOROのものがちょっときついけどつきました。これはよかった。

ガーミンは仕方がないのでステム仮付け。Di2のジャンクションもあるのでちょっとごちゃごちゃ。

実際走ってみるとステム上のサイコンってかなり見辛い。。
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前からの写真。

ハンドルはしっかりエアロしてるなあ。と思う反面、ステム上の物体があると空気抵抗削減とか相殺しているかもしれない。

 

んで、K-EDGEから販売している専用品を発注。

↓だいぶすっきりしました。

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レックマウントからも専用品が出ていたけど、ライトがハンドルにつけられること(→両持である必要がない)、通販ショップのポイントがたまっていたこと、あとK-EDGEのデザインかっこよかったのでこちらに。

それにしてもVibeステムは後ろ側から締める使いかっての悪い仕様にしてまで空力削減をうたっているのに、ステム正面にサイコンがあったら意味ないんじゃないかな。。

 

・剛性

不安になるほど細く、またカーボンという素材。

しかしながら剛性はアルミハンドル以上。

全力でスプリントしてもカッチカチで全くしなりは見られなかった。

所持している3TのアルミハンドルERGONOVA(380mm),ROUTONDO(400mm)より間違いなく剛性はあります。

 

・ハンドル形状

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VibeAeroはドロップ部分が細くなっている。(エアロのため?)

巡行中に握ってみると、なかなかよい。

手に違和感なく収まるというか、素直に手を添えられる。

逆にスプリントのようにもがく場合、握りにくい。

支える、手を添えるような場合は自然だが、強く握るとブレるのだ。

シーズン的に冬用のグローブということもあったので、試しに素手で握ってみてもやっぱり力強くは握りずらいと感じた。

通常のパイプ形状に比べて握りを意識する必要がある。あるいはグリップのよいバーテープに変えてみるのもいいかもしれない。

 

また最初下ハンドルでのダンシングをしたところ、上ハンドル部分が手首に当たってしまった。

これはドロップ部分の形状と、今まで3Tのハンドル(ドロップ部分がハの字のように上部より広がっている)を使い続けてきた拙者の動きの問題だと思われる。

少しスプリント時に肘を広げるようにすれば当たらなくなったが、3Tのデザインは優れているんだなあというのが実感。

 

エアロハンドルに変更したことによる空気抵抗削減は実感としてはまだない。

今後タイムアタックで計測できればと思っている。