拙者もエアロしたい
小柄なロードレーサーは、自然とクライマーとなるものだ。
体格的に恵まれぬ拙者も御多分に漏れず、ロードバイク購入後2年間はヒルクライムが得意ジャンルであった。
そして軽量級クライマーこそ機材の重量には敏感となるハズだ。
体重+機材重量において機材重量の影響が大きいからである。単純な理屈だ。
ところでもし軽量級レーサーがルーラーやスプリンターを目指したら、機材の影響はどう変わるだろうか?
両者はクライマーと異なり、重量以上に空気抵抗=エアロが大事となってくる。
エアロ機材の効能として『時速40kmの走行において○Wの削減』という文言がよくある。
例えば、装着すると『時速40kmの走行において5Wの削減を期待できるエアロハンドル』があるとする。
これを大柄で時速40kmで走るのに300W必要な人間と、小柄で時速40kmで走るのに250W必要な人間とで比較すると、どちらがより大きいメリットを享受できるだろうか?そう、後者である。
そもそも体格の差は人間部分の空気抵抗には直結するが、機材の部分に関してはあまり影響がない。
なぜなら190cmでも160cmでもホイールの企画は同じ700cだし、ヘルメットのサイズだって体格ほどの差はないのだ。
絶対的なパワーで劣る小柄なレーサーこそ、機材の影響がデカいのである。
つまり小柄な拙者がエアロ機材に投資するのは必至なのだ!
長々と書いたけど、エアロ機材投資の自分への言い訳でした。